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ローカル線の旅(郡上市)

 猛暑が続く中、財ラボ(新しい自治体財政を考える研究会)の取材で、岐阜県の郡上市を訪ねました。名古屋から美濃太田までJR特急「ひだ」で40分。長良川鉄道に乗り換えて1時間20分。平日の、それも午前中ですから「ながてつ」の乗客はまばら。年間2億円以上の赤字を沿線自治体が補填しています。取材は郡上市の「財政」についてです。駅のホームにあった「いままでも これからも ながてつ」の看板を見て思わずシャッターを押していました(写真左下)。

 古い町並みや郡上八幡城にインバウンドの姿は見えませんでした。取材を終え、帰りの「ながてつ」まで時間があったので、ギンギンに冷えた!冷たい!地ビールをいただきました(写真右下)。いつもはグラスを使う私ですが、猛暑の中では、冷えたビンのままいただくのが私の熱中症対策です(意味不明)。

 帰りの「ながてつ」に多くの高校生が乗り込んできました。「ながてつ」利用者の半数は学生だそうです。彼らの「あし」を安定的に確保するために何をすべきか?「選択と集中」を考えた1時間20分でした。