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財ラボ(4月号)を発行しました

 一般社団法人「新しい自治体財政を考える研究会」の機関誌「財ラボ」第8号が完成しました。全国、自治体の財政課の皆さんには、そろそろお手元に届くころだと思います。今月は、首長の皆さんにもお届けしています。

 本号の特集は「地方債」です。「国債や地方債は税と違って国民や市民の負担感がない。これらを資金調達の手段として安易に用いれば、財政支出は膨張し、インフレになるので慎重に扱わなければならない」と、私たちは学び、これを財政運営の基本としてきました。しかし、国は赤字債を乱発し、自治体も赤字債である臨時財政対策債を大量に発行にするに至り、それも昔の話になってしまいました。特集では、MMTや「リスク・ウェイト・ゼロ」などをキーワードに地方債の役割を考えます。

 ご好評をいただいております、キーマンインタビューは、元鹿屋市の職員で、今月から当研究会の研究員となった橋口氏が登場します。二輪車メーカー⇒鹿児島県警⇒市役所⇒財ラボと、華麗な?転身を遂げたお話は実に興味深い~です。

 相談室は、当研究会の財オタでもある佐倉市財政課の塩浜課長にご登場いただき、「財政課経験がなく、財政課長になってしまった」というご相談に、ご自身の経験をふまえて答えていただきました。

(予告)5月16日15:15~16:45、自治体総合フェア2024(@東京ビックサイト)で「愛媛県が行う”成果重視型マネジメント”~成果重視型政策立案プラットフォームの構築~と題し、カンファレンスを実施することになりました。もちろん、終了後は、昨年同様、交流会も開催します。ふるってご参加ください!!