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幻の第6局竜王戦(大仙市)

 藤井聡太竜王(八冠)に伊藤匠七段が挑戦する、将棋の第36期竜王戦7番勝負第4局が北海道小樽市「銀鱗荘」で行われ、先手の藤井八冠が129手で伊藤七段を破って4連勝し、竜王3連覇を果たしました。これで、タイトル戦は負けなしの19連勝。タイトル獲得の連続最高記録で故大山康晴15世名人に並び、通算タイトル獲得19期も歴代6位となり、故米長邦雄永世棋聖の記録に並びました。

 伊藤七段にも勝機があったと解説者は言いますが、素人目には藤井八冠の強さばかりが目立った一戦でした。

 竜王戦第6局は12月6、7日、大仙市角間川の国登録有形文化財「旧本郷家住宅」で開催される予定で、大曲駅にはカウントダウンパネルが設置されていました(写真)。竜王戦特製スイーツの販売や観戦ツアーの実施など、地域経済活性化の機会になると期待されていただけに、地元にはちょっと残念な?結果でしたね。

 年明けから王将戦が始まります。藤井八冠の快進撃はいつまで続くのでしょうか?