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いわき市(美人のお出迎え)

 職員研修の仕事でいわき市へ。市役所の前で「美人」が出迎えてくれました。

 以下、2011年3月11日、東日本大震災の記憶です(当時、危機管理室長)。

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 福島県いわき市の住民が、足立区内の公園に避難してきたという連絡が入ったのは、地震発生の翌日、3月12日の夜でした。「こんなに遠くまで?」「家財一式、車に積み込み一家で東京を目指した。大勢の人が脱出しているが、ガソリンが無くて脱出できない人もいる」

 この夜、2家族7人を悠々会館(老人会館)に案内しました。

「もっと多くの人を受け入れるには?」「総合スポーツセンターはどうだろう?」「都知事選挙の開票はどこでやるんだ!」「東京武道館を借りたら?」東京武道館は区内にある東京都の施設です。早速、打診。数時間後届いた回答は「東京武道館に避難所を開設する」というものでした。

 当時の足立区地域防災計画に、区民が避難するための避難所はありましたが、区以外の、まして遠方からの避難者を受け入れることなど想定外です。そこで、17日13時、避難者支援本部を設置し、保健師ほか職員を東京武道館に派遣します。同日15時40分、都は東京武道館と味の素スタジアム(調布市)で避難者を受け入れると発表。18日、悠々会館に避難していた2家族は東京武道館に移動します。感謝の言葉をいただきました。でも、返す言葉が見つかりませんでした。

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 私たちにできること、それは「忘れないこと」です。