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大学入学時の保護者(新入生)説明会

 大学入学時の保護者(新入生)説明会(リモート)に(教員として)参加しました。

 保護者から「入学してお友達ができるのか心配です」の声(コロナ禍ですから、わかります)。

 「大丈夫ですよ、心配しないで」と先生や卒業生から暖かい励ましの声(ほのぼの)。

 しかし、「友達」って何なのでしょう?

 フジテレビのドラマ「ゴシップ」で、黒木華演じるところの主人公(瀬古凛々子)は人の心や空気が読めず、常に辞書を持ち歩くゴシップ誌の女性編集長。そんな彼女が「友達って何?」と質問します(同じ!)。

 私は人間関係をつくるのが上手くありません(下手です)。そのため、幼稚園を2カ月で中退。子どものころからエンジニアを目指したのも、機械相手の仕事なら人間関係の煩わしさが無いと思っていたからです。そのころ(今でも)学校の先生や保護者は「級友」とか「クラスのお友達」いう言葉をよく口にしますが、同じクラスにいるだけで友達と呼ぶのはなぜ?当時の私はそう思っていました(同じ!)。

 辞書によれば、友達とは互いに心を許し合って、遊んだりしゃべったりする親しい人。

 そんな友達がすぐに作れるはずがありません。

 そんな私を心配して、父は私に、クラスの児童全員宛てに年賀状を出させました。父は手先が器用で、自分でイラストを描き、さらに即席の謄写版(ガリ版)を作って、そのイラストを年賀はがきに印刷してくれました。

 あとは言葉を添えるだけです。~明けましておめでとう 今年も元気でがんばろう~

「お前の年賀状は、毎年、同じだよなぁ」

 受け取った級友がそう言うのを聞いて「やっぱり級友は友達じゃない」幼い私はそう思ったのでした(笑)。